【Vive Pro Eye】眼間距離(IPD)の取得方法・コードレスでアイトラッキング等のはなし
どうも、1ヵ月ぶりです(=゚ω゚)ノ
ViveProEyeで視線計測するにあたって、またまた疑問点が沢山出てきたので書き留めます。フォーラムもやっぱり一般向けではないためかそんな賑わいませんね(;_;)
今回のテーマ
・キャリブレーションのカスタマイズ
・眼間距離(IPD)の取得(ノブを回して調節してるアレ)
・ViveHMDに取り付けるだけのアイトラッカー…!?(引っ張り続けた話題)
+過去記事への追記
・キャリブレーションのカスタマイズ
前々回、キャリブレーションはViveの公式依存しかなく、開発者が触ることはできないと書きました。
SDKのデモでもUnityのGUIから、公式のキャリブレーションを呼び出すだけでした。
しかし、被験者の状態が外から見られない状態で指示を出すのは辛いな…('ω')
とか思ってたところ、steamVRの「VRビューを表示」で、キャリブレーション中の映像もディスプレイから見れました()
5点だけで決めずに、もっと取って較正値をもっと高めたい!
収束距離も未だに実装されてない!(convergence_ diameter_mm:過去記事参照)
と、いうことで私の研究室でも「取れてるログのデータから逆算してキャリブレーションすればいいのでは(´・ω・)?」という意見が上がってます。
キャリブレーションのカスタマイズについては、公式も一応検討はしてみるとのこと
※眼の画像は個人情報だから取得できないようになってるらしいです。
Get an image of an eye - Vive SRanipal SDK - Community Forum
デバッグとかでどうしても…というのであればWebcameraを内側に取り付けて…とかですかね(;´・ω・)
・眼間距離の取得方法
自作するにあたって、とりあえず
眼の位置と方向ベクトル、
キャリブレーション用ターゲットの衝突判定と座標
みたいなことが分かれば、とりあえずいいですかね?( ˘•ω•˘ )
ということで、前回までの記事でほとんどは揃ってるわけです。
ただ眼の位置に関しては、毎回手動で操作している眼間距離も必要なのでは…?との結論に至りました。(不要なのかもしれませんが、そのときはそのときで)
調べてみると、Steamのフォーラムに答えが。
OpenVRを使ってAPIで取得…(。-`ω-)zzz
ま、まぁ自分もこれから使うので、今回は取り急ぎ方法はあるよってだけで。。。
使ってみた方がいらっしゃいましたら、感想お聞きしたいです(*'ω'*)
・ViveHMDに取り付けるだけでアイトラッキング可能にするデバイス!?
さて、前々回あたりから引っ張り続けたこの話題です。
COSMOSの発表がここ数ヶ月沢山ありましたね。カッコいい欲しい(´・ω・)
それと同時期に、Vive公式の支援を受けた中華企業がこんなものを発売するとのニュース
えー…っとですね
簡単に言えば
ViveProやViveFocusのレンズに取り付けるだけで、アイトラッキングが可能になるデバイスです。
- 220ドル(予定)
- 視野角110度(ViveProEyeと同じ)
- サンプリング120~380Hz(ViveProEyeは120がMax)
- ViveProEyeのSDKと互換あり(詳細不明)
ViveProEyeより『安価』で『高性能』になってるように見えるのは僕だけでしょうか( ;∀;)
コードレスで動けるのか問題ですが、USBを使うような記述があるのですが常時かどうかはちょいと分からない(中国語読めない)です。そのうちコードレスでアイトラッキングがフツーの時代になるんだろうなと思いますが('ω')
・過去記事追記しました
gaze_direction_normalizedがフォーラムでスレッドが出来たのでそれについて。
この変数に関しては、不思議なので、今後も気にしておきます。